冬になって悪化するアトピーが痒すぎる件
冬は乾燥でアトピーが悪化する
冬が近づき、だんだんと寒くなってきました。
アトピーを患っているいる人には辛い時期ではないでしょうか?
私がアトピーを患っているときは冬になるのが憂鬱でした。乾燥した皮膚が服と擦れてアトピーの炎症が悪化してしまうんです。
皮膚の乾燥により目立つようになるし、いくら服を着こんだところで隠せません。
アトピーの痒み、見た目って本当に辛いですよね。
今日は、私の経験から薬に頼らずアトピーの炎症を抑える改善のポイントご紹介します。
アトピーの炎症を抑えるポイント
まず皮膚の状態を良くするのに大切のは「スキンヘア」です。
アトピーの方の特徴として、痒みで皮膚をかきむしってグチュグチュさせてしまったり、皮膚のケアを行わず極端に乾燥してしまっている人がとても多いです。
この状態では皮膚のバリアー機能が低くなってしまい、外部の刺激や菌から身体を守ることができません。
ですから、まず皮膚を清潔に保ち、保湿を行うためにお風呂に浸かったりスキンケアをしっかりと行いましょう。
5分でわかるアトピー原因の真相
前回のブログで「アトピーの原因は腸である」と書きました。
弱った腸壁から分解・吸収されなかったタンパク質が体内に漏れ出し、身体の免疫システムが、それらをウイルスや細菌と同じように敵だと勘違いして攻撃してしまう。
(過剰な免疫反応)
その行為によりアトピー(炎症)が出来てしまうという内容でした。
今日は更にアトピーの原因と腸の関係を掘り下げて説明します。
この内容を理解してしまえば、アトピー改善の道が開けます!
アトピー完治を目指して一緒にがんばりましょう!
人の身体は口から肛門まで一本の管
突然ですが皆さん、私たちの身体と外界との境目は、身体の表面にある皮膚だと思っていませんか?
実は、この認識は生物学的にいうと間違いなんです。
人の身体の真ん中に一本の長い空洞があると思ってください。
ドーナツのような形とイメージしてもらえると一番近いかもしれません。
私たちの身体は、口から肛門までがひとつに繋がった管です。
このようなことから、生物学的には外界から体内への入口は腸となります。
外から入ってきた食べ物などは、この一本の管を通り、栄養素として役に立つものだけを腸が吸収して残りは外に排泄されます。
小腸は外敵から身体を守る門番
小腸の入り口は、口から入った食べ物が身体に入る時の玄関的な役割を持っています。まさしく身体という家を外敵から守ってくれる門番とも言えます。
しかし、この小腸という門番、ちょっとした問題があります。
健康な身体の門番は、通す相手をしっかりと選び、身体に必要なものだけを選び体内に入れるのですが、アトピーを発症している門番たちは疲れってきっていて、身体に悪影響を与えるものまで通してしまいます。
通してしまうのは
アトピーの原因である未消化・未分解のタンパク質だけではありません。
上記のような有害物質も疲れ切った腸は体内に入れてしまうのです。
有害物質は外界からのものだけではありません、食べたものが腸内で腐敗してできるガスもアトピーの原因となる有害物質なのです。
このように私たちの身体は、常に体内、体外からの有害物質の影響を受けているのです。
アトピーとは有害物質を外に出そうと身体がもがいている状態
イメージ的にアトピーは私たちを苦しめる病気だと思っていた方も多いと思います。
私もそうでした。
しかし、ここまで読んで頂ければ、アトピーとは身体の中に入ってきた有害物質を身体が外に出そうと攻撃し、もがき苦しんでる状態だということが理解頂けたのではないでしょうか。
アトピーは敵ではありません。
私たちを守ろうと身体が頑張ってくれている証拠なのです。
アトピーのもう一つの要因「悪血症」
更に身体は、もがき苦しんでいる腸や肝臓・腎臓を助けようと、予備の排泄器官である皮膚と肺も総動員して対抗しはじめます。
特に皮膚は人体の中でも最大の器官、大量の毒素を皮膚にある汗腺から排出します。
しかし、それでも排出が追い付かずに、血中に毒素が溢れかえってしまう状態を「悪血症」といいます。
この「悪血症」という状態もアトピーの大きな原因です。
このようにアトピーの原因は吸収、分解されなかった食べ物によるアレルギー反応だけではなく、老廃物による「悪血症」も大きな原因となっています。
このように様々な要素が複雑に絡み合ってアトピーを発症させていたんですね。
このページのまとめ
アトピーの原因は腸にある!?
前回の記事でアトピーは完治すると書きました。
その根拠は私が完治したからです。
アトピーを治すためにはまず「なぜアトピーになってしまったのか?」
原因を知ることがとても大切です。
なぜならアトピーの原因を知ることで、症状を悪化させる行動に気づき
おのずと生活スタイルが変わっていくからです。
この生活スタイル改善がアトピー完治への第一歩なのです。
アトピーの原因は、小腸が弱ってしまったから!?
アトピーの原因は非常にシンプルでした。
アトピーをはじめとするアレルギー反応を起こす原因の多くはタンパク質にあります。
胃や腸などの消化器系が弱っていると、食べ物に含まれているタンパク質を十分に分解、吸収することができません。
そうすると弱った腸壁から未消化のタンパク質が体内に漏れ出してしまうのです。
タンパク質は身体を維持していくうえで必要な栄養素ですが、タンパク質を消化して、アミノ酸になるまで細かくしないと身体は利用することができないのです。
利用できないだけならまだしも、身体の免疫システムは未消化のタンパク質を異物として認識してしまい、ウイルスや細菌と同じように敵だとみなして攻撃をはじめるわけです。
これがアトピーの症状でもお馴染みの「過剰な免疫反応」です。
このようにタンパク質をはじめとする食べ物が消化されずに、身体が敵と勘違いし攻撃をはじめる。それらが弱った腸壁から漏れ出す、これがアトピーの原因だったのです。
アレルギーの炎症が起きているのは皮膚だけではありません。体内は見えないので実感はないかもしれませんが、腸の中でも炎症は起きているのです。
それにより弱った腸はさらに傷ついていきます。この状態が延々と繰り返されることで症状は悪化を辿るのです。
「アドピーの原因は腸にある。」
重度のアトピーが数か月で完治した、私の治療法を紹介します。
アトピーの偽り情報が氾濫している現代
書籍やネットで調べただけでもホントか嘘かも分からない情報がたくさん出てきます。
あまりにも情報が多すぎて、何を信じたらいいのか分からなくなった経験はありませんか?
私は症状が悪化すると辛くて辛くて、藁にも縋る思いで様々な情報から得た治療法を試し、何も症状が改善しないという堂々巡りを繰り返してきました。
思い返せば、病気で苦しみ人の弱みにつけ込こみ、金を騙し取ることだけを目的としたアトピービジネスに引っかかっていた時期もあります。
その時期はどうしても辛いアトピーの症状を改善したくて、冷静な判断することすらできなくなっていたのかもしれません。
アトピーの症状から人の目を気にし続けた思春期
特に思春期のときは大変でした。周りの目線が気になり、体育の授業など肌が露出することを極端に恐れました。
そして何よりも一日中襲ってくる痒みと痛み、耐え切れなくなって「もう死んでしまいたい」と思ったときさえありました。
このような私のマイナス思考は大きなストレスとなり
さらにアトピーの症状を悪化させました。
学生時代は間違いなく負のスパイラルにハマっていましたね。
社会人になって少しはマシになりましたが、ずっと暗い気持ちの中で生きていた気がします。
アトピーは完治する
しかし、今ではそんな辛かった過去も良い思い出です。
もちろんあの頃の気持ちを思い出して嫌な気分になることもありますが、だからこそ今アトピーで苦しんでいる人の立場にたって物事を考えることができます。
そして何よりも私がアトピーを克服・完治させた方法を伝えることで、多くの人をアトピーの症状から助け出せる自負があります。
そう考えると数十年に渡る私の苦しみもムダではなかったのだと思える日がいつか来ることでしょう。
少しでも皆さんのお力になれれば!
次回「アトピーの原因は腸にある!?」に続く